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庭にいろいろな野鳥がやってくる季節になりました。少し前はメジロ。たぶん夫婦なのでしょう、いつも二羽でやってきて、庭木に刺したオレンジをつついていました。今はもう少し大型の野鳥。はて?なんという鳥なのかちょっとわかりません。放っておくと、木蓮の蕾を全部食べてしまいますから、この子たちにも果物を用意してあげます。
昨年はルリビタキが庭に姿を見せてくれて感激したのですが、今年はまだ姿を見ていません。スズメもめっきり減ってしまい、外に出ても猫もいない鳥もいない、犬の吠える声も遠慮がちという、ただただた清潔な(外観だけで心は荒んでいます)街の中で人間だけが住むようになってしまった日本。野鳥の姿が見られなくなるのも時間の問題かもわかりませんね。
最近「障がい者」という記述にずいぶんお目にかかるようになりました。多摩市などでは2001年からすでにこの表記を使っているのだとか。他の自治体でも表記の変更が行われているようですが、障害という言葉を長年にわたり、何気なく使っていたこともあり、最近になるまで気がつきませんでした。
言葉狩りだという意見もあるようですが、「障害者=障害を持つ者」という言葉は、健常者=障害を持たない者」という図式の中に組み込まれた時、歴然としたマイノリティとなって、差別が生み出されます。害という言葉にこだわり「障がい者」という記述にしたところで、本質的な意味は変わりません。
ではどう表記すればいいのかということに対しては、適切な回答がでてきません。「普通」(あくまでもカッコつきです)に暮らすことができないということ、それは「障害」(これもカッコつきです)でもなんでもないのだという大前提の下で熟慮すれば、何か素敵な言葉が生まれてきそうな気もするのですが…。
時々、ネットで猫や犬の里親募集を覗きます。別に猫が欲しい、犬が欲しいというわけではありません。今日はどんな猫ちゃんやワンちゃんがいるのだろうと、その子たちが幸せになってくれることを祈りつつ、一匹ずつその顔を愛でています。ただ、その子たちが保護された経緯などを読むのは辛く、心は重くなにか言い知れない絶望感のようなもので胸がふさがれてしまいます。
保健所で殺処分寸前だった子、虐待を受けて目を失った子、無責任なブリーダーに放棄された子。何も知らず、運命を人に任せるしかない子たち。命を命とも思わない人間の所業。
いつになったらこうした悲劇がなくなるのだろうと思うのですが、猫の姿一匹視界に入ることさえ許さない社会ができつつある今、犬猫のみならず、いつ弱者になるとも限らないに人間もまた、こうした悲劇の主人公になってゆく日が近づきつつあるような気がします。
麻生首相が青森市内の講演で「我々は教育基本法を変えて、あのいい加減な教科書を変えた(中略)おじいちゃん、おばあちゃんと一緒の写真。こっちは犬と子どもと一緒の写真。両方家族ですって。おばあちゃんは犬と同じか。こんなふざけた話がどこにあるんだとやりあった」と言ったそうですね。
どういう感想を述べればいいのか、迷ってしまうような内容の話ですが、とりあえずペットは家族なのかそうじゃないのかっていうところだけ。「産み、産まれるかかわりの中から生じた親と子という絆、そうしたものによって繫がっている血縁集団を基礎とした小規模な共同体が、家族」(Wikpediai)という定義からすれば、ペットは残念ながら家族ではありません。
けれど、血のつながり、種のつながりだけではなく、小此木啓吾が「コンテナ家族」と名づけたような、「社会のストレス、不満を持ち帰っても、それを受容し癒してくれるような家族」という定義をして家族だとするなら、ペットは立派に家族の一員になりうるのです。
家族形態が多様化しはじめた今、ペットを家族とみなすかどうかは定義以前の問題。教科書などで一律に考え方を揃えようとすることに、もはやなんの意味もないと思っています
まみちゃんは長毛種の猫ですから、ブラシを怠ると毛玉がたくさん体中にできてしまいます。いったん固まってしまった毛玉はハサミで切るしかないのですが、おなかはなかなか触られてくれません。
この種類の猫は気性が激しいらしく、動物病院でトリミングをするときには麻酔をかけるのだとか。病気の時でさえ麻酔は躊躇するぐらいですから、たかだか美容のために麻酔なんて、冗談じゃないといったところ。こつこつと一日一個を目標に毛玉切り。でも以前、皮膚を切ってしまったことがあるので、慎重に慎重に…。