忍者ブログ
飼い猫のマミちゃんと一緒に、動物との共存・共生について考えみようと思います。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




4月に入ったというのに、毎日寒いですね。我が家には今年13年歳になる外猫ちゃんがいます。もともとはノラ母さん(ノラというのではなく、たぶん、子供が生まれそうになったので、捨てられてしまったのではないかと思います)が連れてきた子です。ノラ母さんは避妊手術をしていったんリリースしましたが、とても人なれしている子だったのでかわいそうに思い里親を探し、結局、縁あって姉の家に貰われていきました。

ノラ母さんが連れてきた二匹のうちの一匹がこの子。二匹とも人にはまったく慣れていなかったので里親を探すこともできず、避妊、去勢手術をして庭に犬小屋を置き、飼い猫同様に面倒を見ていました。一匹は8歳の時に死んでしまったのですが、女の子のほうは今も元気!外猫の寿命は普通4年ぐらいと言われていますから、ほんとうに長寿ですよね。

ご近所さんは猫好きばかりではありません。時に嫌がらせがあったりもしたのですが、賢い子なので、危険を回避してきたのでしょう。この子を通して、ご近所にも「地域猫」という考え方を啓蒙することができました。小屋の中には3重の布団、その上にさらに私の古くなったセーターが置いてありますからホカホカです。でも高齢ですから、この寒さは体にこたえているのではないでしょうか。早く暖かい春になればと思っています。

PR



春の匂いが空気に感じられるこの時期、動物たちの心もウキウキし始めているようで、猫がニャーゴニャーゴと恋の相手を探し歩いている姿に出会います。「猫の恋」というのは、春の季語なんですね。小林一茶の句に「なの花にまぶれて来たり猫の恋」というのがありますし、加藤楸邨の句にも「恋猫の皿舐めてすぐ鳴きにゆく」というのがあります。猫のそわそわとした様子が目に浮かびます。

面白いことに、「犬の恋」という季語はないらしく、これは繁殖期が一定しないからなんだとか。こう書いてしまうと風情もなにもなくなってしまいますが、犬の恋というと、なんとなくマッチョな男性がグラマーな女性を追いかけているような、そんな無骨なイメージがしてしまいますから、わびだのさびだのを重んじる俳句には向かないのでしょう。

さて、春の恋が成就する頃、以前にも増して忙しくなるのが「里親探し」をされている方たちです。今年もきっとたくさんの子猫、子犬が誕生することでしょう。せっかく生まれてくる命です、幸せに生きて欲しいですね。不幸な命が増えないためにも、春の恋が訪れる前に、飼い主さんやエサやりさんはどうぞ避妊・去勢手術をしてあげてくださいね。
 



一昨日は雪が降りました。久しぶりの雪だったので、外にいる猫さんたちには苛酷な雪だと思いつつも、なんとなくウキウキしてしまいました。私の家の外猫さんは犬小屋で生活しています。雪が降るという予報を見て、分厚い布団を積み重ねてあげました。ダンボールの箱が中に入れてありますから、小屋に手を入れるとヌクっとした暖かさを感じます。

昔飼っていた外猫さんには、冬はカイロを入れてあげたりしていました。ホッカイロといった、あの手のカイロを屋根と横両面と床に貼り付けるのです。でもなぜか嫌いみたいで、入ってくれないんですね。仕方なく、着なくなったセーターを積み重ねてあげていましたが、そのほうがずっと好きだったみたいです。元気に冬を過ごしてくれていました。猫はあまり寒さを感じないのでしょうか。マミちゃんは長毛のせいもあるのだと思いますが、冬でも床にぺったりと寝ています。

北海道や東北地方など、豪雪に見舞われる地方でノラ猫さんたちは生きていけるのでしょうか?かまくらの中は暖かいそうですから、案外、人間が思っているほど寒くはないのかなあ…心配です。




猫が大好きなので、いろいろな猫ブログを見て楽しんでいます。たくさんの猫さんの面倒をみている方のブログを見ると、思わず尊敬のまなざしになってしまうのですが、さらに尊敬してしまうのが、里親探しを必死でされている方たちです。最近は、増えてしまった猫を放棄してしまう無責任なブリーダーも出現していて、70匹だの80匹だのの里親探しに奮闘している方もいます。劣悪な環境の中で育った、大人の猫達がほとんどですから、
貰い手がないのではないかと心配になってしまうのですが、ほとんどに貰い手がつくのです。まさに捨てる神あれば拾う神あり、ボランティアの方たちの相当な努力の結果ではあるのですが。

犬の里親探しで多いのが、動物愛護センター(愛護とは名ばかりの殺処分施設ですが)からの引き出し。子犬だけではなく、大人の犬、障害を持った犬たちも引き出され、新しい飼い主を探しています。殺処分ゼロを目指しての活動ということのようですが、処分される子たちの数は減ってはいるものの、それでも、年に30万頭以上が殺処分されています。
避妊手術の徹底、飼い主の、生き物に対する倫理意識の向上などに対する啓蒙活動など、これまで殺処分で済ませてきた動物行政の、根本的な意識改革も望まれます。

私も猫の里親探し、野良ちゃんの避妊手術など、微力ですが不幸な子たちが減るためのお手伝いをしています。生きるために生まれるてくる、それは人間とまったく一緒のはずですよね
 



時々、猫があらぬ方向を見て唸るなどということはありませんか?今しがた我が家の猫、私の後ろの壁をみながらウーッ。猫といえども人間よりはずっと野生、人間に見えないものも見えてしまう能力がありそうですから、ちょっと怖いですね

死んでしまった愛猫とかならウエルカムなのですが、人間となると親でもちょっと…。まあ、視点の先をよーく見ると、小さな虫が壁を伝っていたりなんていうこともありますけれど、今回はなんだろう…?
 



忍者ブログ [PR]