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飼い猫のマミちゃんと一緒に、動物との共存・共生について考えみようと思います。
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お正月だというのに暗いニュースが多いですね。その中でも特に、親と子にまつわるニュースが多く見られます。高齢の父親が食事の片付けをしなかったことに腹を立てて殺害してしまったとか、糖尿病の母親が亡くなったのを一週間もそのまま放置していたとか。

親と子の関係というのは、他人との関係以上に修復が困難なことがあります。他人であれば断ち切れる関係も、親と子の場合にはどうあがいても絶つことができませんから、まるで蜘蛛の巣にからめとられた小さな昆虫のように、もがけばもがくほどしがらみに絡めとられて、苛立ち、容赦のない憎悪に転化していってしまうのです。

高齢化してゆく社会、しかも結婚しない人たちが増えている昨今、こうした事件が増えてゆくことは容易に想像できます。動物と人間の共存・共生どころか、人間が人間社会の中でいかに共存・共生してゆくことができるか、そんな大きなテーマに私たちは直面しているのではないでしょうか。
 

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最近は「焚き火」が嫌われているようです。ダイオキシンが発生するという問題もかなり影響しているのだと思いますが、あれもだめ、これもだめ…、自然がどんどん遠なってゆくような気がして寂しいですね。

焚き火と言えば、落ち葉を掃いて高く積み上げ、その下にサツマイモをほうり込んだ日が懐かしく思い出されます。あの頃は(もう30年以上前のことです)、秋から冬にかけての季節、夕方になるとあちらこちらで焚き火をしている光景が見られました。子どもも大人も一緒になって火を囲み、手をかざす…そんな穏やかな人との触れ合いが、そこにはあったように思います。
 



自民党の動物愛護管理推進議員連盟(会長=鳩山総務相)がペット税なるものの導入を検討しているようです。その目的は、動物を飼ってもすぐに捨ててしまう飼い主を減らし、ペットを取り巻く環境改善につなげる狙いがあるようです。

ペット税の税収は、ペットと飼い主の特定につながる鑑札や体内埋蔵型マイクロチップの普及、自治体が運営する動物収容施設の収容期間を延長するための運営費、マナー向上の啓発運動費用などに使うと言うのですが、果たして効果はいかほど?

いかにも自民党らしいと思うのが、税収を「マナーの悪い飼い主によって汚された公共道路等の補修費用」なるものにも使うという点。公共道路を補修しなければならないほどのペットって…ま・さ・か・熊とかライオンとか???

ペット税のほとんどが公共事業に使われてしまう可能性もなきにしもあらず。福祉目的税だったはずの消費税も、福祉の向上にはなんら貢献していないのですから。しかも議連の会長さんが、死刑執行にあれほど執念を燃やした鳩山さんというのも、なんだかねえ…。
 



昨日動物病院に来ていたコーギーちゃん、シッポがありませんでした。小さい頃に尾を壊死させて取っちゃうのかしらと思い、ネットで調べてみましたら、ウェルシュ・コーギーにはカーディガンとペンブロークの2種類あり、そのうちペンブロークの方は元から尾が無いことが多いんだそうですね。

でも本来はキツネぐらいフサフサのしっぽ。イギリスで牧用犬として使われていたため、牛に踏まれて怪我をしないようにと尾を切っていたのが習慣になり、今でも、尾の長い子は生まれてすぐに尻尾を切ってしまうのだとか。

最近では動物の権利を保護するということと、動物に不要な痛みを強いることは許されないといった理由から、欧州各国で「断尾」や「断耳」を禁止する法律が制定されてきているようですが、日本はまだまだそこまでの意識には達していません。見かけだけの問題で断尾をする感覚、どうにもいただけません
 



yuki999さんからコメントを頂いたことに関連して、とても重要な問題だと思いますので、コメント欄でのお返事ではなく、ブログの中でご紹介させて頂きたいと思います。

yuki999さんから「不要ペット回収車」の全面廃止署名へのお願いのコメントがありました。不要ペット回収車というのは、地域を巡回して飼主から犬猫を引き取り、動物管理センターや動物愛護センターまで運んで殺処分するというもので、命をゴミと同列に扱う、言語道断の自治体行政です。

どんな生き物に対してであれ、人間が「命」を「不要」だとして「処分」することなど、許されるはずがないのです。人間には他の生物に対する生殺与奪の権利など、誰からも与えられてはいないのですから。

「不要ペット回収車」は、アウシュビッツのガス室へ向かう列車です。命を奪われるものへの想像力の欠如は、いつか、同胞である人間の命を奪うことをも正当化してしまうことになるのではないでしょうか。自治体がすべきことは、地域住民に、小さな命、無力な命をいかに守るべきかを啓蒙することであり、命を奪う回収車を走らせることではありません。

署名は以下からすることができます。
不要ペット回収車全面廃止 - 署名活動するなら『署名TV』
www.shomei.tv/project-345.html

yuki999さん、コメントありがとうございました
 



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