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飼い猫のマミちゃんと一緒に、動物との共存・共生について考えみようと思います。
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昨日の朝日新聞の声欄に、猫に餌をあげているという68歳のご夫人の投書が掲載されていました。昨今、猫に餌をあげているというと非難されることが多くなったが、ご自分もご近所の集まりでは必ずつるし上げられる。でも、野良猫たちが惨い殺され方をされている現状などと思えば、猫だけの問題ではなく、殺人など人間の問題にもつながってゆく。そんな世の中にしないためにも、あえて逆流を行くという内容でした。

このご婦人がどこまで責任を持って餌やりをされているのかはわかりませんが、主張されていることはごもっともなことです。私も自治会などの回覧板などを見ているとうんざりしてきます。猫や犬の糞のこと、ゴミ出しのこと、そればかりがまわってくるからです。地域一帯は高齢化も進んでおり、地域が今後そうした問題にどう対処してゆけばよいのか、もっと重要な問題が山積しているはずです。犬・猫についても、共生という問題に置き換えていかないと、単に、動物が好きか嫌いかという二元論の堂々めぐりになるだけだと思っています。
 

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近所の八百屋さんには猫がいます。でも、どの子も短命。というのも、家の中と外を自由に行き来させているのですが、道路に面しているお店のことですから、外に飛び出しては車にはねられて死んでしまうのです。3匹ほど入れ代わった時点で、そのお店に行くのをやめてしまいました。

最近は猫を室内だけで飼う人が増えてきましたが、まだまだ自由にさせている人のほうがずっと多いのではないでしょうか。外は車だけではなく、変質者による虐待、猫嫌いによる毒殺など、危険がいっぱいです。猫は家の中だけでも十分に満足して生活してくれます。かわいい「わが子」を危険に曝さないためにも、室内飼いがお奨めです
 



asahi.com(2009年2月8日)に『野良猫じゃなく「地域猫」 不妊手術・ピアスに助成』という記事がありました。

「野良猫を減らしてフン害などの苦情に対応しようと、佐賀市が新年度から地域住民の協力を得て管理する「地域猫制度」を創設する。モデル地区や動物愛護団体に、不妊・去勢手術費用を助成。野良猫と識別できるように、手術と同時にピアスを付ける。初年度は80匹分の予算を計上する方針。

(中略)横浜市磯子区などの先行事例を参考に、地域猫を「地域の住民の協力によって世話され、管理されている猫で、不妊・去勢手術をし、手術済みのマーキング(ピアス)をしている猫」と定義し、推進モデル地区にはオス1匹につき1万5千円、メス3万円、動物愛護団体にはオス1万円、メス2万円を上限に不妊・去勢手術費用を助成する」ということなのだそうです。

増えたから、迷惑だからという理由で「処分」が検討される世の中はあまりに寂しい。命あるものとの共存を探っていくことも、人間としての役割のような気がします。捨てない、増やさないを徹底し、不幸な猫が少しでも減ってくれることを願うばかりです。
 



時事通信(1月28日)で、「 迷子ペット捜しに専用電話」という記事を見つけました。パソコンを持っていなかったり、操作が苦手なお年寄りに代わり、迷子の犬・猫を県職員がデータベースから代行検索するサービスを、埼玉県で始めることになったのだとか。そもそも保健所に、収容中のペットを検索できるシステムがあるということ自体知らなかったのですが、十分な広報はしているのでしょうか?

新サービスでは、専用電話でペットの特徴を告げるだけで、県職員が検索し、見付かれば折り返し電話で知らせてくれるのだそうです。サービスが普及し、殺処分されてしまう犬・猫が少しでも減ってくれればと思います。でも猫の場合、飼い主以外保健所には持ち込めないはずなのですが・・・。命を軽視する動物の飼い方については、今後厳しい法的処分を課して欲しいものです。
 



マミは「血統書」のお墨付きを獣医さんから頂いているペルシャ猫ですが、押しも押されぬ「捨て猫」です。血統書の中でもランクはかなり上だろうと言われましたが、それならなぜ捨てられていたのでしょうね。答えは簡単、お口に障害を持っていたからなんです。残念ながら、毎度の食事は人間の介助なしにはできません。

ブリーダーとペットショップ全盛のこのごろ、血統に拘るあまり、近親交配などによる弊害がずいぶん出ているというではありませんか。血統書って一体なんなんでしょうね?知人が保護したワンチャンは血統書つきのラブラドール、あの大きさを飼い主がもてあまし、処分しようとするところを助けたものです。友人は怒りまくり、血統書を破り捨ててしまいましたが、ほんと、血統書なんて何になるんでしょうね?額にでも入れて拝んでいるのかしら??
 



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