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飼い猫のマミちゃんと一緒に、動物との共存・共生について考えみようと思います。
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やっと晴れたと思ったら、今日はまた雨。雨の中の買い物はとても億劫ですが、冷蔵庫は向こうが透けてみえるほど見事に空っぽ。どんなに工夫しても、今日一日の食事をまかなうことはできません。

人間はそれでも、オニギリだけなんていう食事でもなんとかなりそうですが、猫のまみちゃんを納得させるのは至難の業。まみは朝は缶詰ですが、夜は必ず鶏の胸肉を煮たものを食べますから、鶏肉が出てくるまで大騒ぎをされて生きた心地がしないのです。

その昔飼っていた犬は、鳥のささみとキャベツを煮たものが大好物でした。キャベツが効を奏したのか20年生きてくれましたが、まみの食事はキャベツなし。栄養の偏りが心配なので、朝は缶詰にしているのです。ドライフードは一切食べないんですよね、食べてくれると楽なんですけどねえ。
 

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時々、ネットで猫や犬の里親募集を覗きます。別に猫が欲しい、犬が欲しいというわけではありません。今日はどんな猫ちゃんやワンちゃんがいるのだろうと、その子たちが幸せになってくれることを祈りつつ、一匹ずつその顔を愛でています。ただ、その子たちが保護された経緯などを読むのは辛く、心は重くなにか言い知れない絶望感のようなもので胸がふさがれてしまいます。

保健所で殺処分寸前だった子、虐待を受けて目を失った子、無責任なブリーダーに放棄された子。何も知らず、運命を人に任せるしかない子たち。命を命とも思わない人間の所業。
いつになったらこうした悲劇がなくなるのだろうと思うのですが、猫の姿一匹視界に入ることさえ許さない社会ができつつある今、犬猫のみならず、いつ弱者になるとも限らないに人間もまた、こうした悲劇の主人公になってゆく日が近づきつつあるような気がします。
 



麻生首相が青森市内の講演で「我々は教育基本法を変えて、あのいい加減な教科書を変えた(中略)おじいちゃん、おばあちゃんと一緒の写真。こっちは犬と子どもと一緒の写真。両方家族ですって。おばあちゃんは犬と同じか。こんなふざけた話がどこにあるんだとやりあった」と言ったそうですね。

どういう感想を述べればいいのか、迷ってしまうような内容の話ですが、とりあえずペットは家族なのかそうじゃないのかっていうところだけ。「産み、産まれるかかわりの中から生じた親と子という絆、そうしたものによって繫がっている血縁集団を基礎とした小規模な共同体が、家族」(Wikpediai)という定義からすれば、ペットは残念ながら家族ではありません。

けれど、血のつながり、種のつながりだけではなく、小此木啓吾が「コンテナ家族」と名づけたような、「社会のストレス、不満を持ち帰っても、それを受容し癒してくれるような家族」という定義をして家族だとするなら、ペットは立派に家族の一員になりうるのです。

家族形態が多様化しはじめた今、ペットを家族とみなすかどうかは定義以前の問題。教科書などで一律に考え方を揃えようとすることに、もはやなんの意味もないと思っています
 



まみちゃんは長毛種の猫ですから、ブラシを怠ると毛玉がたくさん体中にできてしまいます。いったん固まってしまった毛玉はハサミで切るしかないのですが、おなかはなかなか触られてくれません。

この種類の猫は気性が激しいらしく、動物病院でトリミングをするときには麻酔をかけるのだとか。病気の時でさえ麻酔は躊躇するぐらいですから、たかだか美容のために麻酔なんて、冗談じゃないといったところ。こつこつと一日一個を目標に毛玉切り。でも以前、皮膚を切ってしまったことがあるので、慎重に慎重に…。


 



ペットにかける年間支出は、この不況にもかかわらず20%も増加しているのだそうです。アニコム損害保険が行ったアンケート調査によると、犬猫ともに年間支出は前年を20%以上も増加していて、年間の平均合計支出は、犬が24万8000円、猫が12万8000円なんだとか。大型犬の場合にはこんな額では済まないような気もしますが、犬が猫の倍かかるというのは、思っていたとおりでした。

治療費については、年間5万円を超える出費をした飼い主の割合が全体の10%から18%に増加しているそうですが、これは単に犬猫にお金をかけるようになったということではなく、血統書つきの犬猫が増えたことが原因なのではないかと思ったりしています。残念ながら血統書つきは先天的な障害を持っている子が多く、病気になる確率も高いからです。

いざ飼ってみたら、予想よりお金がかかるし手間はかかる。病気になったからと保健所に持ち込む無責任飼い主も後を絶ちません。命あるものの面倒を見るというのはそうそう簡単なことではないということを、そして命を預かるということがどういうことであるのかを、もう少し保健所などで啓蒙してもらえればと思うのですが・・・。
 



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