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タヌちゃんはペルシャ猫です。といってもペットショップで買ってきた子ではありません。落ちていた子…いえいえい、捨てられていた子なんです。友人が見つけ、友人の家では飼えないからと私の家に連れてきました。長毛種のMIX・・・だと思いました。
でも、なんだか様子が変なんですね。じっとうずくまったままで、目には力がありません。あわてて病院に連れていき、レントゲンを撮ってみると、栄養失調による発育不全。おまけに「これペルシャ猫の純血種ですね。それもかなり血統のいい子ですよ」って獣医さんがおっしゃるではありませんか。
ペルシャ猫だとしたら、自力で食事はできないし(!)、目も鼻もいつもぐじゅぐじゅの「不良品」。きっとブリーダーか、近くのペットショップが捨てたに違いないと家人と話をしていましたら、10月に東京の八王子市で、チワワ17匹が保護されたというニュースが流れました。売買時期を過ぎて、ブリーダーか販売業者が処分に困って捨てたのではないかということでしたが、あるんですねえ、こんなことが。
飼猫のタヌちゃんの食欲がきのうあたりから落ちてきたため、心配になって近くの動物病院に連れて行きました。ちょっと熱があるとかで、原因は今日のところは不明。とりあえず抗生物質をインターフェロンを打ち、それに点滴をして頂いて帰ってきました。ちょっと心配です。
最近、動物病院に行くと必ず思うのですが、待合室にいるのは血統書つきの子たちばかり。特にワンちゃんの場合、「雑種」にはほとんどお目にかからなくなってしまいました。みなさんペットショップで買ってこられるのでしょうね。ブリーダーやペットショップの実態を知れば、「命」を買うことに抵抗が生まれると思うのですが、あまり知られていないのかもわかりません。2、3知っていることを、ここ数日に渡って書いてみようと思います。
ここ数ヶ月、猫や犬の里親募集サイトをしばしば覗いていました。
今年最愛の猫を亡くし、しばらくペットロス症候群に苦しみました。飼っている子を亡くすと、悲しい思いをしたくないからもう二度と動物は飼わないという方がいますが、私は傍に猫や犬のいる生活を捨てることができません。亡き猫が戻ってきてくれることは叶いませんから、せめてその子に似た子がいないものか、いれば我が家に迎い入れたいと思っていたからでした。
でも最近はあまりサイトを見ません。保護されている子たちの保護に至るまでの経緯を見るのがとても辛くなってきてしまったからです。虐待で片目を失った子、毒を飲まされ唇が腫れあがってしまった子、そんな子達の、それでも人間を信じているらしいその目を見るのがとても辛いのです。
最近では、動物愛護センター(愛護とは名ばかりの「殺処分センター」)に収容された子達を救出しいる愛護団体もあるようですが、同じ檻にいながら、救われることなく命を落としていった子たちことを思うと、これまた奈落の底にでも落とされたような気持ちになってしまいます(もちろん、愛護団体の活動には敬意を払いつつ)。
不幸な運命を背負って生まれた子達が、一匹でも幸せになりますように…そう願いながら、私は縁のある子にめぐり合う日を、首を長くして待つことにしたいと思います。
将棋の加藤一二三さんが、ノラ猫さんたちに餌を与えていたからといって、なぜ訴訟にまで発展してしまったのでしょう。ネットで調べた限りでは、避妊・去勢手術をしていて、猫の数は10匹ぐらいだったとか。
最近では「地域猫」という言葉がずいぶん広まってきました。ノラ猫さんたちを排除するのではなく、避妊・去勢手術をして数が増えることを抑えつつ、地域で責任を持ってその子たちの天寿をまっとうさせてあげようというのが「地域猫」活動の趣旨です。
ノラちゃんの寿命は2年から4年と言われていますから、増やしさえしなければ、自然に数は減ってゆきます。命を持って生まれた動物のすべてが、地球上では平等に生きる権利を持っているはず。命を蔑ろにすることなく、動物達と共存・共生の道を探ってゆきたいですね。
知恵があるからこそ、他の動物にとって人間は恐ろしい存在になるわけですが、その知恵を共存・共生のために使うことだってできるのですから・・・
先の加藤一二三元名人の続きですが、加藤さんは、「猫にも先住権があり、餌をやらないと死んでしまう。地球には犬も猫も小鳥も、花や植物も生きている。人間の癪に障るからといって、この世から消してよいはずがない。」「人間の考え方はそれぞれだが、他人に対する攻撃は針小棒大になるのが世の常」とおっしゃっているそうですが、異論なし。
将棋に詳しくないのでちょっと調べてみましたところ、加藤さんというのは、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世から聖シルベストロ教皇騎士団勲章を授与されるほどの、経験なクリスチャンなのだとか。棋士としては「神武以来の天才」と言われているそうで、取られる行動は天才らしく難解…。
立会人を務める対局の際、控室の縁側に侵入した猫に「ハロー! 将棋に興味あるかい?」と質問したというのですから、並の猫好きではなさそうです。さてこの訴訟、どういう結末になるのでしょうね。加藤さん、グワンヴァレ…!