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30分車検という超お手ごろ車検を、近所の車検屋さんで済ませてきました。いつも10万円近い車検料を払っていましたが、なんとなく車検システムに疑問があって通常の車検はパス。半額で済ませてきました。車検ってどうしてこうお金がかかるのでしょうね。どこかの天下りさんの懐でも潤しているのかしら?と思って調べてみたところ・・・やっぱり。以下の団体に、幹部職員が所管官庁から天下るのだそうです。
財団法人関東陸運振興財団(印紙販売、リサイクル確認、ナンバー)
社団法人東京都自動車整備振興協会(納税確認)
自動車検査独立行政法人(車検実施機関)
国土交通省東京運輸支局(登録担当・車検証発行)
東京都税事務所(納税証明書)
財団法人東京税務協会(都税事務所業務受託)
人材派遣会社(各窓口へ派遣社員を派遣)
まったく油断も隙もありません。なんとかして欲しい!
というのは前段の話で、車検が済むまでの30分間、事務所の片隅でコーヒー片手に雑誌を読んでいたのですが、その中にとても気になる記事がありました。「一週間犬」という記事です。中国には一週間犬というのがいるというのです。何のことかと思ったら、購入して一週間で死んでしまう犬の話なのです。
中国の犬市場では、さまざまな犬種の犬達がリヤカーで運ばれて売られているのだそうです。中には生まれてすぐと思われるような子犬たちもいて、どの子もリヤカーの上でぶるぶると震えているのだとか。その光景を想像しただけでも胸が潰されそうになってしまいます。
ところが話はもっと悪質。血統書つきの犬が売れるというので、犬を着色して血統書犬まがいの犬に仕立ててを売っているのだそうです。日本人がポメラニアンを買ってきて、その日に自宅でお風呂に入れると、ただの真っ白いmix犬になってしまったという話も。着色料というのが猛毒なんだそうで、毛を染めるとぐったりと弱ってしまうので、鎮痛剤を売って一時的に元気にさせ、その間に売ってしまうのだとか。鎮痛剤が切れたところで死んでしまう。それが一週間。とにかくお金になればいいという発想なのです。
これだけを読むと、中国という国そのものに対して嫌悪を感じてしまいそうですが、、私には中国を非難する気にはなれません。日本のペットショップだって、着色こそしないまでも、命を売買しているという点ではなんら違いはないと思っているからです。ブリーダーがどんな繁殖の仕方をしているか、市場に出すために、どれほどの犠牲を出しているかを思えば、日本も中国もありません。生命の売買ということに対しての倫理観という点では同じだと考えています。それが拝金主義の結果だということもまったく同じです。
血統書なるものにこだわる「飼い主」がいるかぎり、命は軽んじられるのです。