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飼い猫のマミちゃんと一緒に、動物との共存・共生について考えみようと思います。
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どこの地域にもたぶんありますよね、「自治会」という組織。私はこの組織にどうしてもなじむことができません。そもそも自治会というのは古くは江戸時代の五人組、もう少し新しいところでは戦中の隣組を継承しているもので、簡単に言えば相互監視システム。

今でこそ自治会は相互「扶助」の位置づけになっているようですが、五人組は自治住民に相互責任を負わせることによって脱落者を監視するシステムでしたし、隣組も、もともとは国家総動員法、国民精神総動員運動、選挙粛清運動と並び、前年に決定し1940年に内務省が布告した「部落会町内会等調整整備要綱」(隣組強化法)によって制度化されたもの。いずれも相互「監視」が主たる目的だったのです。

自治会はこの流れを汲んでいるのです。要は、政府(もしくは幕府や藩)の目が行き届かない地域に対し、国民統制を自治単位で監視させることを目的とした組織ですから、その組織を今なお継続しているということに対して、強い反発を感じます。

回覧板に書かれていることといえば猫の糞だの犬の糞だのゴミの出し方だの、くだらないことばかり。地域社会のシステムそのものをどうするかという問題提起が行われるぐらい成熟した自治会が誕生すれば歓迎しますが、今のままなら自治会の存在意義はないと思っています。
 

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