飼い猫のマミちゃんと一緒に、動物との共存・共生について考えみようと思います。
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野生に復帰させるため、新潟県佐渡市で9月、人工繁殖したトキを放鳥しました。ところがそのうちの1羽が、昨日死んでいるのが見つかったそうです。羽と骨しか残っていなかったところからすると、その少し前に、大きな鳥に襲われて身動きができなくなってしまったのが目撃されていますから、恐らく捕食されてしまったのでしょう。
トキが絶滅した理由として、きれいな羽毛が狙われて乱獲されたことや、水田を荒らすからと殺されたり、農薬などによる餌の影響などが考えられるそうですが、いずれも人為的なものです。「種」の最後の最後まで、一羽たりとも残すことなくこの世から抹殺してしまうことができる人間というのは、実に恐ろしい動物です。
絶滅してしまった(させてしまった)種を人工繁殖させ、自然に還そうという試みも、私にはなにやら人間のエゴのような気がしてなりません。すべての森を破壊しつくし、その後に人工的な並木道や自然公園を作って、自然を呼び戻したと悦に入る発想となんら変わりありません。生態系の破壊に対してまず警鐘を鳴らすべきです。
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