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飼い猫のマミちゃんと一緒に、動物との共存・共生について考えみようと思います。
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岐阜市にある「日本動物介護センター」(山口常夫理事長)というNPOは、障害者の日常生活を手助けする介助犬の育成やしつけの訓練をしている組織だそうです。そのNPOが被災地から避難してきた犬を100匹預かる計画を立てているのだとか。「預け先が見つからなければ心配で避難できない」という飼い主の手助けをしたいということなのだそうですが、4月からスタッフ2人と交代で被災地に出向き、「わんちゃんで困っていることはありませんか」と呼びかけ、飼い主から預かって岐阜市と富加町にある訓練施設に保護しているというのですから、その情熱は生半可ではありません。犬は1年をめどに預かり、飼い主の事情に応じて、新たに引き取ってくれる人を探すそうです。

五月の連休にはボランティアが現地に大勢出向いたようですが、ボランティアというのはどうしても自己満足に陥りがちですよね。一日参加しただけで、後はすっかり忘れてしまうなんていう方もたくさんいるのではないでしょうか。私も児童相談所でボランティアをしようと考えたことがありましたが、施設長からこう言われました。「継続する意志がないなら子供を傷つけるだけです。いろいろな人がやってきて、数日子供を相手にしたらもうそれきり。子供たちはまた見棄てられたという感情になるのです」と。NPOというのは設立するときにしっかりとした理念が必要です。被災した動物たちを最後まで責任を持って預かるという「日本動物介護センター」にはそれがあったのでしょうね。 
 

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